メンバー募集

当研究室を希望する学生の皆さまへ


2021年現在もマイクロプラスチックの海洋汚染など環境汚染とこれが生態系に与える影響は国際的に深刻な問題です。そしてこれら生態系は多様な生物から構成されているため、環境毒性の評価には動物種差への理解が不可欠です。


このように野生動物を研究対象とする環境毒性学に対しては、複数の動物について生体レベルでの知識を有する獣医学を修めた研究者が非常に大きな力を発揮します。これまで学んできた獣医学の知識を活かして社会問題を解決したい、環境汚染に苦しむ野生動物を救いたいという学生さん、是非その熱意と頭脳を活かしていっしょに研究しましょう!


特に以下の様な興味・関心がある方は是非V10号館4階まで話を聞きに来てください。

  • 獣医学の知識を活かした研究をしてみたい
  • 野生動物・環境汚染に興味がある
  • 社会問題の解決に役立つ実践的な研究がしたい
  • 医薬品・農薬の安全性に興味がある
  • 製薬企業など研究職への就職を希望している

大学院生・ポスドク募集中

当研究室では環境毒性学の研究に興味がある大学院生(博士後期課程)の方を歓迎しています!

また、日本学術振興会特別研究員PDの受入れも行っています。


私達が専門とする環境毒性学は、環境問題という国際的な課題の解決に研究というアプローチで貢献する、いわゆる"トランスレーショナルリサーチ"と呼ばれる研究分野です。

当研究室の実験手法はPCRや細胞培養といった一般的な分子生物学的手法に加え、実験動物を用いたin vivo試験、タンパク質立体構造を用いたin silicoシミュレーションと多岐に渡ります。このため、毒性学の研究経験がない方でもこれまでの専門知識・経験を活かして研究を展開する事ができますし、博士課程の研究活動を通して上記の幅広い研究知識・技能を身に着ける事が可能です。


博士課程に進学するうえで懸念となるのはやはり経済面での不安だと思いますが、

学振特別研究員DC1, SPDの両方への採用経験がある教員が学振申請書作成を全力サポート!

・北里大学大学院にはティーチングアシスタント/リサーチアシスタント制度をはじめとした大学院生支援制度があります

https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/academics/research_support/index3.html

といったように経済的不安なく大学院生生活を楽しめるよう教員一同全力で支援しますので、いっしょに頑張りましょう!


また、北里大学獣医学部がある十和田市は人口6万人の比較的小さな町ですが、大学周辺のアパートは2部屋+台所、バス・トイレ付きで家賃3~4万円とかなり安く、また十和田市は大型のスーパーマーケットも複数出店する「青森県でも有数のスーパーマーケットの激戦区」(十和田市wikiページより)ですので、リーズナブルかつ快適な研究生活を過ごす事ができるはずです。新幹線停車駅(七戸十和田駅)と空港(三沢空港)も自動車で30分圏内にありますので、県外への移動も(思ったより全然)大変じゃないです。

参考:北里大学獣医学部ウェブサイト 十和田ライフ

https://www.kitasato-u.ac.jp/vmas/student-life/towada


当研究室での研究活動に興味がある方はサイト上部の【連絡先】から気楽に連絡してください。